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大人は「史上最弱の主人公」を笑えない…!専業主夫ライターが『まいにちスペランカー』から人生を学んでみた

ゲームナビ読者の皆様こんにちは、ライターの井上マサキです。

 

腰ほどの深さの穴に落ちては死に、エレベーターから足を踏みはずしては死に、コウモリのフンに当たっては死に……。

 

子供のころ、友だちの家で遊んだファミコンの『スペランカー』は、あまりに死にすぎて逆に笑いが止まらなかったほどでした。なんで探検に出ようと思ったんだ。家に帰って布団で寝ていてほしい。

 

そんな「史上最弱の主人公」である『スペランカー』を、当時の姿のままスマホで遊べるのが、本日紹介する『まいにちスペランカー』です。

 

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ところで、我々人類は『スペランカー』を笑えるのでしょうか。年を重ねてわかりましたが、人間も結構スペランカー並みのしょぼい理由で怪我をしてしまうじゃないですか。

 

僕の場合、小学校5年生のとき動物園で骨折したことがあります。仙台市の八木山動物園でした。楽しくてはしゃぎすぎ、20cmほどの高さから飛び降りたら着地に失敗。右足の小指の骨にひびが入りました。大体こんな感じの縁石だったと思います……(写真はイメージです)

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そこで、「しょぼい理由のケガ」をしたことはありませんか?とSNSで呼びかけたところ、体験談が来るわ来るわ……。人類、思った以上にうっかりしています。一部をご紹介します。

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◆「琵琶湖に飛び込んだら思ったより浅くて、かかとを骨折したことがあります」

 

◆「小6ぐらいのころ、誰が見ても明らかに低すぎる鉄棒を試しにまわってみたところ、案の定頭を強打し流血しました。なんとなくそうなることは分かってたのに、なぜやったのか分かりません」

 

◆「小学生のとき、『早歩きできる自分はかっこいいんだぞ』というのを示そうとして真横を見ながら早歩きし、こけて血まみれになったことがあります」

 

◆「酔っぱらってバッティングセンターでフルスイング、右親指にクリーンヒットで全治三ヶ月でした」

 

◆「ブルーハーツの真似をして、リンダリンダを歌いながら飛び跳ねたら鴨居に頭を強打して、パカッと割れて3針ほど縫いました」

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みなさんよくぞご無事で……と天を仰ぎました。小さなミスが死につながる、という意味では人生もスペランカーも同じだったのです。大人になってからわかることってある。ならば、いま『スペランカー』をプレイしたら何かわかるかもしれません。

 

■『スペランカー』は「大人のゲーム」だった!?

それではさっそく『まいにちスペランカー』をプレイしてみましょう。

 

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タイトル画面です。こんなにカッコいい話だったっけ……と目を疑うグラフィックですが、『スペランカー』のカセットのパッケージがこれなんですよね。ファミコン版が発売されたのは1985年のことでした。

 

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操作は左手で上下左右、右手でジャンプ(J)とアタック(A)です。エレベーターから飛び移る、この段階で既に緊張が走ります……(エレベーターと地面の間に落ちても死んでしまうため)。

 

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ロープにぶらさがって登る主人公。このロープがくせ者で、ちょっと横にずれただけで手を離して落ちる→死、なんですよね……。ロープからジャンプして飛び移るとき、十字キーとボタンを押すタイミングがとてもシビアでした。

ところが、『まいにちスペランカー』には「ロープアシスト」という機能がついています。これをオンにしておくと……、

 

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拡大するとわかるように、ロープからちょっと横にはみ出しても落ちないんです。これは助かる……!なぜ最初からこうしてくれなかったのか……。

 

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ただ、他の要素はそのままなので、高いところからジャンプしても、穴に滑り落ちても死んでしまいます。あの人全然変わらないね、と地元の先輩が腕を組んだまま独り言を言うところでしょう。

 

どうやら自分の身長と同じ高さから落ちるとミスになるみたいですね。確かに現実で考えれば、身長くらいの高さから落ちたらケガするよな……と思いますが、スーパーマリオにすっかり慣れた子供からすれば「ひ弱」以外の何者でもありません。マリオのほうが超人なんですけどね。キノコを食べて大きくなるし。花を食べて火を放つし。

 

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洞窟をさまよっていると、時折ゴーストが出現。近づいてくるまでに銃で倒さないといけません。ロープやハシゴからは攻撃ができない、というのもイライラに拍車がかかります。

 

加えて、洞窟探検はエネルギーを消費し、エネルギーがゼロになると死んでしまいます(画面上部のMINとMAXがエネルギー表示)。補給アイテムは洞窟内にポツポツと置いてありますが、ただでさえ弱いのに試練が多すぎます。優しくしてやってほしい。

 

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……と、なんだかんだ文句を言いながらプレイしていたのですが、辛抱強く続けると「これくらいすると死んでしまう」という感覚がつかめるようになり、どんどん先へ行けるようになってきました。どこになにが落ちているかを覚えて、この鍵を取ったらここで補給、とルートを決めると意外と先に進めるんです。

 

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洞窟内に散らばる赤い鍵と青い鍵を拾い集め、扉を開けるとステージクリア。え……!こんなところ、子供のころも来たことがない……!

 

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ステージ1をクリアして興奮したのもつかの間、穴を飛び損ねてゲームオーバーに。ここにきて単純すぎるミスです。調子に乗ると足をすくわれる……教訓ですね……。

 

 

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ちなみに、『まいにちスペランカー』には、元祖『スペランカー』を再現したモードに加え、オリジナルの追加ステージも用意されています。どれも元祖より難易度が上がっています。

 

 

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とんでもなく長いリフトをジャンプで渡るステージや……、

 

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水柱に浮かんだボートが上下するステージなどがあります。このステージ、ボートが手前にあがってくるのをのんびり待っているとエネルギー切れになります。激ムズです……。

 

 

子供のころは『スペランカー』のあまりの貧弱さに「クソゲー!」と心ない声をぶつけてしまっていました。ただ、大人になってプレイしてみると、このシビアさが逆に緊張感につながっているのがわかります。シビアゆえに、クリアできると嬉しいんですよね。『スペランカー』は大人のゲームだったのかもしれません。

 

ただ、豊富な経験ゆえに油断するのも「大人あるある」。しょぼい理由のケガにはくれぐれもご注意を……!

 

 

井上マサキ/宮城県出身の2児の父。IT企業に15年勤めたのち、ライターの道へ。テレビ、お笑い、iPhone、育児などの記事や企業インタビューなど幅広く活動中。路線図が好きで、イベント「路線図ナイト」では毎回100人を越える同好の士が集まる。NHK「着信御礼!ケータイ大喜利」ではレジェンドの称号を獲得したことも。公式サイト:右脳TV

 

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